サロントリートメントとホームケアトリートメントって何が違うの？

■サロントリートメントとホームケアトリートメントって何が違うの？

髪が傷んでいる時に有効なケアの一つがトリートメントです。
サロントリートメントが良いのはわかっていますが、ホームケアトリートメントと何が違うのか？自分でやった方が良いのでは？と思う方もいるかもしれませんが、かなり大きな違いがあるのをご存じでしょうか？
サロントリートメントとホームケアトリートメントの違いについて解説していきます。

栄養成分の内容が違う

まず市販品のトリートメントとサロンで使用しているトリートメントは栄養成分の配合量でも違いがあるだけでなく、栄養成分の分子量が細かい特徴があります。
市販のトリートメントに比べると分子量が細かい分、髪の奥にもしっかりと浸透しやすくなりますし、ダメージホールの補修もしやすいのです。

ホームトリートメントは1種類、サロンだと種類が多くなります

一般的にホームトリートメントはシングルトリートメントの分類で、1種類のみのトリートメントを使ったケアになります。
美容室などのサロントリートメントではシャンプーの後につけるシングルトリートメントもありますが、別にシステムトリートメントがあります。
システムトリートメントは複数のトリートメントを使用していくケアです。
・5分程度放置して流すクイックトリートメント
・3種類のトリートメントを使用する3stepトリートメント
・ケラチンやアミノ酸をプラスした5stepトリートメント
などがありますが、他にも自社開発したシステムトリートメントを扱うサロンもあります。
髪の痛みを修復するトリートメント、保湿に重点を置いたトリートメント、クセを落ちつかせるトリートメントなど、さまざまな種類を組み合わせて使用していくのがサロントリートメントの大きな特徴です。

自分の髪の状況にあわせたトリートメントをしてくれる

ホームケアトリートメントだと同じ1商品だけのケアになるので、「最初は違う！と実感できていても使い続けていくとあまり実感できなくなる」と感じる事があるかもしれません。
ホームケアトリートメントを選ぶ時は「友達におすすめされた」「今話題だから」「レビューが良かったから」といった理由が大半となるので、自分の髪に合っているかどうかもわからない状態で購入して使用している状態です。
一方、美容室で取り入れているシステムトリートメントは、髪の状況、傷み具合、お悩みに合わせて使用するトリートメントの種類を美容師が考慮した上で変えたり組み合わせています。
実際に何回かシステムトリートメントを利用した方だとお分かりかもしれませんが、毎回、微妙にトリートメントの内容が変わっていることに気がつきます。
髪のプロによるケアなのでホームケアトリートメントとの仕上がりに大きな差が出てくるのは納得ですね。

より髪にトリートメント成分を浸透させる工夫をしているサロンも

トリートメント成分をいかに髪の内部に浸透させるかを工夫しているサロンもあります。
例えばナノスチームを取り入れて潤いのある髪に仕上げているサロンもありますし、遠赤外線機器を導入して温めによってより効果のあるトリートメントを使用しているサロンではトリートメントをつけた後に10～15分程度照射して浸透促進させている場合もあります。

髪の補修、手触りの改善を考えている方はまずサロンにご相談を！

ホームケアトリートメントのみでこれまでと違う質感に変わるというのはあまり期待できないかもしれませんが、サロントリートメントであれば質感改善を目的としたトリートメントも可能です。
ここ数年、活性型ケラチンが注目されています。
熱や酸によって結合をするケラチンで毛髪内部に定着する力が格段に上がったトリートメントです。Dioでも使用していますがトリートメントの持ちが非常に良く、お客様からも喜んでいただいています。

髪のダメージを最大限に防ぐ施術が出来る

パーマやカラーをする際に使用する薬剤はアルカリ性です。
元々髪は弱酸性なので、成分が大きく変わると手触り感も違ってきます。
パーマやカラーを行う前処理や後でサロントリートメントを受けておくとダメージをなるべく抑える働きもあり、髪を弱酸性の状態にしっかり戻しておけるメリットがあります。

現代人は髪へのダメージリスクが多いです！まずはご相談を

現代人は髪のダメージも複合で受けている場合が多いです。
カラーやパーマだけでなくアイロンによる熱、紫外線、半乾きの状態で寝て摩擦によるダメージが起きているなどがあります。
結構、思い当たるなと感じる条件、状況が多いですよね。
カウンセリングの際にお悩み、髪の傷み具合、髪質に合わせてトリートメントの内容、順番を変えつつケアを行っていきます。
まずはDioにご相談ください。