髪のダメージの原因とは?ダメージヘア対策や効果的なヘアケア方法を紹介

髪のダメージの原因とは?ダメージヘア対策や効果的なヘアケア方法を紹介

髪のダメージの原因とは?ダメージヘア対策や効果的なヘアケア方法を紹介

○髪のダメージの原因とは?

○髪のダメージ対策とは?

○効果的なヘアケア方法とは?

髪のダメージについてお客様からよく頂く、これらの質問にお答えします。

髪のダメージの原因とは?

○ケミカルダメージ

○紫外線ダメージ

○熱ダメージ

○物理ダメージ

これらが主な、髪のダメージの原因です。

ケミカルダメージとは?

ケミカルダメージとは、ヘアカラー・ブリーチ・パーマなどの施術で使用する薬剤による、化学的なダメージです。これらの施術で使う薬剤は、キューティクルを剥がしてしまいます。その結果、髪が無防備な状態になり、毛髪内部の栄養分が流出してしまうのです。

初期症状としては「やせ細った髪質への変化」が、重度症状としては「縮れ毛」「切れ毛」などが現れます。

紫外線ダメージとは?

紫外線ダメージとは、日光によるダメージです。長時間(長期間)紫外線を浴び続けると、キューティクルやメラニン色素が壊れ、髪色も茶色がかった赤褐色に変わります。いわば、髪の毛が火傷をした状態と言えるかもしれません。

髪質にもハリやコシがなくなるといった、劣化症状が現れます。

熱ダメージとは?

熱ダメージとは、ドライヤーやヘアアイロンなどによるダメージです。髪の8割はタンパク質でできていますが、タンパク質は熱に弱く、変形しやすい性質があります(変性)。変性すると、タンパク質本来の機能が失われてしまうのです。

髪の毛の場合、キューティクルやコルテックスが熱により固まると、髪の立体構造が変化し結合が弱まります。結合が弱まると、「ぱさつき」「枝毛」「切れ毛」などの原因になるのです。

物理ダメージとは?

物理ダメージとは、過度なブラッシングやドライ前のブラッシングによるダメージです。ブラッシングをし過ぎたり、髪の毛が濡れた状態でブラッシングすると、キューティクルが損傷を受けたり剥がれたりします。

ケミカルダメージと同様に髪内部の栄養成分が流出するので、「やせ細った髪質への変化」「縮れ毛」「切れ毛」の原因になるのです。

髪のダメージ対策とは?

一度ダメージを受けた髪が、元通りになることはありません。髪の主成分であるタンパク質が、元に戻らないからです。

なぜ元に戻らないのか、卵をイメージすればわかりやすいでしょう。卵のタンパク質は成分全体の10%程度を占めますが、半熟卵や卵焼きを生卵に戻すことはできません。タンパク質が変性するからです。まったく同じ原理が、髪の毛にも当てはまります。

髪のダメージの多くは、キューティクルの剥がれに伴うたんぱく質など栄養分の流出や変性によって起こりますが、日常生活を送っていると、どうしてもキューティクルは剥がれます。つまり、髪のダメージは避けられませんし、元にも戻せないのです。

ダメージヘアの補修で劣化の進行を遅らせたり、割り切って事後対策をしたりした方が、現実的でしょう。髪のダメージ対策は補修作業や事後対策を意識した、ヘアケアがメインになります。

効果的なヘアケア方法とは?

○大前提:髪へのケアを常に意識する

○補修作業:トリートメントやヘアオイルを使用する

○事後対策:ダメージ箇所をカットする

これら3つが、効果的かつ現実的なヘアケア方法です。

髪へのケアを常に意識する

髪へのダメージを遅らせるためには、自分自身の生活サイクルを思い出し、いつ髪にダメージを与えているのか、ご自分でよく把握することが大切です。多くの方にとって、洗髪時と外出時が当てはまるでしょう。

シャンプーやドライヤーを適切に使用したり、長時間外出する際はUVケアをしたり日傘をさしたりといったように、毎日できるちょっとしたことを、サボらないよう心掛けてください。

何より、体の内部から髪の健康を整えることが、とても重要です。

規則正しい生活を送れば、自然と髪も健康になります。毎日おいしい食事を楽しみ、十分に寝ることが大切です。毎日の生活を改善することが、髪のダメージ軽減につながりますし、ダメージに強い髪にもつながるでしょう。

トリートメントやヘアオイルを使用する

程度に差はありますが、シャンプーをするとどうしても、キューティクルは剥がれます。トリートメントで髪の内部に栄養を補給し、キューティクルを保護することが大切です。髪内部の補修に特化した、インバス(洗い流し)トリートメントをおすすめします。

お風呂上りのヘアオイルも髪の水分蒸発を防ぎ、潤いをキープするのに効果的でしょう。ただし、ヘアオイルの付け過ぎは厳禁。半渇きの状態がいつまでも続くことになり、髪に余計な負荷がかかります。

ショートなら1~2滴、セミロングなら2~3滴、ロングなら3~4滴が、オイル量の目安です。

ダメージ箇所をカットする

髪のダメージは、毛先から現れ始めます。栄養分が、毛先までは届きにくいからです。思い切ってダメージの現れた毛先をカットしてしまえば、被害は最小限で済みます。ダメージのない箇所に日々のケアを集中できるので、対策として現実的かつ効率的でしょう。

髪のダメージでお悩みの方へ

髪の性質やダメージレベル、症状などは千差万別です。美容師に実際の状態を見てもらい、適切なカウンセリングや施術を受けると、非常に効果的でしょう。当店には、プロのスタッフが揃っています。髪のダメージでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。