縮毛矯正とは?種類・値段の目安からメリット・デメリットまで紹介!

縮毛矯正とは?種類・値段の目安からメリット・デメリットまで紹介!

縮毛矯正とは?種類・値段の目安からメリット・デメリットまで紹介!

○縮毛矯正とは何か

○ストレートパートとは何が違うのか

○縮毛矯正の種類

○値段の目安

○メリットとデメリット

縮毛矯正についてお客様からよくご質問を頂く、これらの項目について説明します。くせ毛にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

縮毛矯正とは?

縮毛矯正とは、薬剤を使ったり熱処理を加えたりすることで、くせ毛や天然パーマなどをストレートヘアへと固定する技術です。

髪の毛全体にも、前髪だけなど髪の毛の一部にも、矯正ができます。男女を問わず施術は可能ですが、髪の毛が短い分メンズ縮毛矯正の方が、施術の難易度は上がるでしょう。

縮毛矯正で使用する薬剤には1剤と2剤の2種類があり、以下のようにそれぞれ役割が違います。

○1剤:髪の毛を構築する組織を分解する薬剤で、髪の毛を柔らかくする効果がある

○2剤:髪の毛を酸化させる薬剤で、髪質をキープさせる効果がある

髪質改善を目的とした施術が、縮毛矯正なのです。

縮毛矯正の流れは?

一般的な縮毛矯正の流れを紹介します。

①毛髪診断・カウンセリング

②前処理(タンパク質の補給や保湿力の強化など)

③1剤で髪の毛を柔らかくする

④洗い流し

⑤熱処理(ストレートアイロンで髪の毛をまっすぐにする)

⑥2剤でストレート状態をキープさせる

⑦洗い流し

⑧仕上げ(軽いブローなど)

縮毛矯正とストレートパーマの違いとは?

縮毛矯正とストレートパーマを、混同して理解している方も多いでしょう。ストレートパーマは、パーマ液を使って髪の毛をまっすぐにする技術です。縮毛矯正と違い、熱処理を加えない点に大きな違いがあります。

ストレートパーマは熱処理がない分、髪の毛へのダメージが少なく済みますが、縮毛矯正よりもストレート効果が弱まります。こういった点を踏まえると、縮毛矯正とストレートパーマに向いている人は、それぞれ以下のように分類することができるでしょう。

○縮毛矯正に向いている人:地毛の強いクセに悩む人

○ストレートパーマに向いている人:地毛の軽いクセが気になる人

縮毛矯正の種類とは?

○アルカリ性縮毛矯正

○酸性縮毛矯正

○低温縮毛矯正

○「縮毛矯正+毛先パーマ」「縮毛矯正+カラー」

縮毛矯正は、大きく以上4種類に分けられます。

アルカリ性縮毛矯正

一般的な縮毛矯正です。髪を薬剤でアルカリ性にして、ストレートに伸ばします。強いクセ毛や縮れ毛を、綺麗にまっすぐ伸ばすことができますが、髪へのダメージが大きいのが難点です。

酸性縮毛矯正

最近人気の縮毛矯正です。髪の毛はそもそも弱酸性なので髪にかかる負担が少なく、仕上がりも自然になるので、例えばショートボブのような髪型にも、丸みを持たせることができます。ただし、くせ毛の度合いが強いと、矯正しきれないケースがあるのが難点です。

低温縮毛矯正

アイロンではなく、ブローで伸ばす縮毛矯正です。アイロンに比べてダメージが少ないのですが、低温状態(髪の毛が濡れている状態)から施術するので、3時間程度の時間がかかります。施術後の仕上がりが、自然になるのが特徴です。

「縮毛矯正+毛先パーマ」「縮毛矯正+カラー」

パーマやカラーを、同時に施す縮毛矯正です。いずれの施術も1回で終わりますが、3~4時間程度の時間がかかります。単なる矯正にとどまらず、デザイン性も向上させられる縮毛矯正です。

髪質や目的別におすすめの縮毛矯正は?

髪質や目的別におすすめの縮毛矯正は、以下の通りです。

○強いくせ毛に悩む方:アルカリ性縮毛矯正

○軽いくせ毛が気になる方:酸性縮毛矯正、低温縮毛矯正

○くせ毛の矯正とおしゃれを並行したい方:縮毛矯正+毛先パーマ、縮毛矯正+カラー

縮毛矯正の値段の相場は?

縮毛矯正の値段は、美容室によりかなりの違いがあります。エリアごとに相場も変わるので一概には断定できませんが、一般的には以下のような料金設定が目安になるでしょう。

○安い:1万円程度

○一般的な値段:1万~2万5,000円程度

○高い:3万円以上

「安ければダメ」「高ければ大丈夫」という訳ではありません。確かな実績のある、信頼できる美容室を選ぶことが大切です。

縮毛矯正のメリット・デメリットとは?

縮毛矯正のメリットとデメリットを、以下にまとめました。

メリット

デメリット

施術効果が高い(強いくせ毛にも対応できる)

程度に差はあるが、髪の毛に負担がかかる

髪がまとまりやすくなる

難易度が高い施術なので、成果が美容師の技術や経験に大きく依存する

指どおりがよくなる

効果の持続に限界がある

効果の持続について、1点補足します。縮毛矯正の効果は、現在伸びている髪の毛に対してのみ有効です。新しく生えてきた髪の毛にまでは及びません。ストレートヘアを持続させるためには、定期的に縮毛矯正をする必要があります。

縮毛矯正は薬剤と熱処理を併用する、極めて難易度の高い施術です。美容師の知識・技術・経験が大きくモノを言います。失敗しないためにも、しっかり施術してくれる「美容室選び」が重要になるでしょう。

当店には確かな能力と実績を持つ、プロの美容師が在籍しています。丁寧なカウンセリングとマンツーマンの施術でお客様のご要望にお応えしますので、くせ毛にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。