傷まないカラーってありますか?

傷まないカラーってありますか?

髪を傷めたくないんですが、傷まないカラーってありますか?
髪を傷めたくないんですが、傷まないカラーってありますか?

現在、傷まないヘアカラーは存在しません。

傷まないヘアカラーと打ち出している美容室やカラー剤もありますが

あくまでも傷みを最小限に抑える・従来のものと比べると傷まないということです。

100%傷まないカラー剤は存在しません。

カラーバターやカラートリートメントは100%傷まないですがこれは一般的なカラー剤とはまた別物になります。

つまり、カラーをすれば微量でも必ず傷みます。その傷む度合いをどのぐらい軽減できるかが重要です。

「傷まないヘアカラー」と載っているものがあるとするならば、

「今までより傷まないヘアカラー」が正しいです。

「傷まない」と宣伝をしている美容室は髪への負担を可能な限り軽減する工夫を行っています。

ヘアカラーによるダメージは抑えられる

髪への負担を最小限に軽くしてダメージを感じさせない工夫はできますのでいくつかご紹介いたします。

傷まないカラー剤は存在しませんが傷みを最小限に抑えるカラー剤は存在します。

紹介していきます。

2剤(過酸化水素水)の濃度を下げる

日本の薬事法では6%がMAXの強さになります。

1.2%〜6%までを組み合わせて濃度を調節しています。

過酸化水素水の濃度が高い方が髪が傷みます。なので1.2%を使うのが1番ダメージを軽減できます。

しかし、過酸化水素水が1剤に作用することでメラニン色素を分解し髪を明るくしているため

濃度が低ければ低いほど明るくする力は弱くなります。

ハイトーンの明るいカラーをしない

明るいカラーをすればするほど、髪の黒み(メラニン)への作用を強くします。
とくに、ブリーチを使ったハイトーンのカラーリングを行うと、髪への負担が大きいので1回でも痛みが出てきてしまいます。

髪への負担を少なくしたいときは、ブリーチなどを使用せずに今現在の明るさと同じか、それよりも暗くすることをベースに考えるといいでしょう。

カラー剤に混ぜるタイプのトリートメントを使う

カラー剤のパワーを落とすのではなく、カラー剤自体にトリートメントを混ぜる方法があります。

色々なメーカーが出しています。

美容室によって値段設定が異なりますが、1,000円〜3,000円プラスでできる事が多いです。

カラーリング後に薬剤を残留させない

カラー剤に含まれるアルカリ成分が残留していると更に傷みやすくなります。

このアルカリ成分は普通にシャンプーしただけでは100%は取り除けません。

美容室でしっかりとアルカリ除去してもらう事が大切です。

傷まないヘアカラーは存在しませんが、しっかりとアフターケアを行う事で傷みにくいカラーの施術をすることは出来ます。

Dioでは残留アルカリを除去するための薬剤を使って、シャンプーとは別に髪からカラー成分を取り除きます。
「カラーリングしてから髪が乾燥する」と家に帰ってから感じてしまうのは、髪にアルカリが残留していて作用が進んでいるからです。

美容室の推奨シャンプートリートメントを使用する

基本的に美容室で販売しているシャンプートリートメントは市販のものに比べると質が高いです。
洗った直後はもちろんのこと、繰り返し使用していると髪の収まり方が変わってくるのが実感できます。

カラーの色もちもよくするので、結果として毛先へのカラーの回数を減らすことができます。
薬剤の残留を取り除く効果もあるので、カラー直後は積極的にサロンシャンプーを使用していただいたほうが、髪への負担は激減します。

髪へのダメージケアを最優先に考えたカラーリングを提案してもらいましょう。
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